「暁月さんに絶対服従 ~隠れ家カフェの常連日記~」
「えっ?
西◯屋?
私、そんなこと言いました?」
「言った。
確かに……。
『確かに』も言ったな」
朝食の席で、環奈は首をひねっていた。
「ああ、そういえば、昼間、西松◯のスタンプを友だちが送ってきて、可愛いなと思ったんですが。
でも、西◯屋と友だちになっても、特に用はないなと思って」
……赤ちゃんや子ども服の西◯屋。
用がある予定はないのか。
そうか。
環奈はそこで恥ずかしそうに言う。
「課長、部屋に入られたんですか?」
「あ、ああ、すまん。
何事かと思って」
「私、みっともない寝方とかしてなかったですか?」
「……いや、それ以前の問題だったんで、よく見てない」
近づいたら、正拳突きを喰らわされそうだったんで。
そう滝本は思っていた。