響け!非日常のブリランテ
いつもの一日から抜け出して
「レオン、事件解決への協力ありがとう」

刑事であるギルベルト・ワーグナーが目の前に座るレオンハルト・ジッキンゲンに軽く頭を下げる。事務員であるリズ・ポッターが持ってきてくれたコーヒーを一口飲み、レオンハルトは微笑んだ。

「ワーグナー刑事のお役に立てて何よりです」

「いつもすまないな。これよければみんなで食べてくれ」

ギルベルトが紙袋を差し出す。最近できたばかりのお菓子屋のものだ。インフルエンサー兼探偵のマーガレット・アンバーが少し前に宣伝を頼まれていた。紙袋を開けるとおしゃれなデザインのクッキー缶が現れた。

「おいしそうですね」

「確か、アンバーさんが宣伝してなかったか?」

「はい。お菓子屋さんから頼まれて宣伝していましたね。残念ながらその時紹介されたお菓子は売り切れて食べられませんでしたけど」

「どのお菓子もおいしいぞ!」

その後、少し話した後にギルベルトは帰って行った。レオンハルト、そしてリズとカナタが彼を見送り、事務所の扉を閉める。
< 1 / 59 >

この作品をシェア

pagetop