響け!非日常のブリランテ
出来上がった紅茶を持ち、レオンハルトは給湯室を出る。リズとカナタはまだマーガレットたちがいないことを話していた。レオンハルトは口を開く。

「そんなに寂しそうにしなくても、明日からはまた賑やかになるよ」

「そんなに早く終わる調査なんですか?オルハンさんは確か国境付近まで行く調査だったと思うんですけど」

首を傾げるカナタに対し、レオンハルトは彼の頭にポンと手を置いて言った。

「大丈夫。この探偵事務所の探偵はみんな優秀だよ」

「レオンハルトさんが言うなら、今日は嵐の前の静けさですね」

リズが微笑む。レオンハルトの胸が高鳴った。



レオンハルトの口にした通り、探偵事務所は翌日から騒がしさを取り戻した。

「トーニョ、君こんな簡単なこともわからないのかい?探偵をやめて学校へもう一度通うべきだと思うよ」

「あぁ?俺の頭よりもお前の体力の無さの方がヤバいだろ。スタミナ切れで危うく犯人逃しそうになったって聞いたぜ?ジジイこそ退職しろよ」
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