響け!非日常のブリランテ
「じゃあどうするんですか?」

カナタが不安そうに訊ねる。レオンハルトは呪文を唱えた。

「ウルラ!」

杖の先に光が集まっていく。その光はやがて一羽のフクロウに変化した。レオンハルトはメモ帳を破り、何が起きているのかを書く。そしてフクロウにメモ用紙を渡した。

「これを兄さんに渡してくれ」

フクロウはメモ用紙を持って飛び去っていく。レオンハルトはマーガレットとカナタの方を見て言った。

「兄さんに外からもオレンジランドのことを調べてもらおうと思う。私たちは、リズが連れて行かれそうな場所をできる範囲で探そう」

「リズさんが?」

カナタが首を傾げ、マーガレットが目を見開く。レオンハルトはゆっくりと頷いた。その目はどこか鋭いものとなっている。

「この事件の目的は恐らくリズだ。トーニョとオルハンは強いから計画の邪魔になると判断され、シュピーゲルに閉じ込められたんだろう」

「どうしてそんなことがわかったの?」
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