身代わり花嫁は無愛想なエリート外科医(超甘党)からの極甘溺愛を刻まれる
夜間救急センターで受付を済ませ、姉さんのいる病棟へと入る。看護師に案内されて向かった面談室の中で、姉さんは静かに座って待っていた。水色の寝間着を着た彼女は深い緑色の革性のソファにちょこんと腰かけている。
久々に見た姉さんの顔は、ステロイド治療のせいか丸くむくんでいた。例えるなら満月のようだ。ぱっちりとした二重のアーモンドアイも今は肉に埋もれて細目がちになっている。
「姉さん……!」
「2人ともごめんね、こんな夜遅くに」
「俺達の心配はしなくていい。で、求婚されたって……」
「今からその人の秘書に当たる方が説明に来るんだって」
その直後、私達の後ろから失礼いたします。と丁寧に挨拶をして入室してきたのは、Yシャツ姿に黒いベストを着用している父さんと同い年くらいの男性だった。白髪をオールバックにまとめあげ、長方形の眼鏡をかけている。
「お初にお目にかかります。私は翠一族の方々をお支えする秘書を任されております、筒井と申します」
久々に見た姉さんの顔は、ステロイド治療のせいか丸くむくんでいた。例えるなら満月のようだ。ぱっちりとした二重のアーモンドアイも今は肉に埋もれて細目がちになっている。
「姉さん……!」
「2人ともごめんね、こんな夜遅くに」
「俺達の心配はしなくていい。で、求婚されたって……」
「今からその人の秘書に当たる方が説明に来るんだって」
その直後、私達の後ろから失礼いたします。と丁寧に挨拶をして入室してきたのは、Yシャツ姿に黒いベストを着用している父さんと同い年くらいの男性だった。白髪をオールバックにまとめあげ、長方形の眼鏡をかけている。
「お初にお目にかかります。私は翠一族の方々をお支えする秘書を任されております、筒井と申します」