身代わり花嫁は無愛想なエリート外科医(超甘党)からの極甘溺愛を刻まれる
「おはようございます――!」
病院内の売店コーナー内にある店舗のカウンター前には既に列が出来ていた。
「シュクレの人だ!」
「待ってたんだよお。ここのケーキ美味しいって聞いて!」
「翠先生が食べてらしたケーキよね?!」
おお、こんなに評判が広まっているとは。
納品が全て完了し、接客業務もスタート。おめでたが発覚してからはこうしてここでの販売業務に当たるようになった。理由としては何かあった時に病院内の方が対応しやすいから。
時折姉さんがシュクレとこっちを往復してくれているし、売店のスタッフさんも手伝ってくれるからしんどさはない。
「伊豆口さんおはようございます。ほんと、シュクレの商品人気ですね」
売店で働くスタッフのひとり、前島さんがにこやかな表情を隣のレジに立つ私に向けてくれた。前島さんは父さんと同年代の女性で小柄な人だ。茶色いショートヘアは毛先があちこちカールしていて可愛らしい。
彼女には佑太さんとの関係について教えていないので、こうして伊豆口さんと呼んでくれているのだが、その度にちょっとした罪悪感に襲われそうになってしまう。
「ありがとうございます。本当にうれしいです」
「いやあ、マフィンとドーナツ本当においしかったですよ!」
「えっ食べてくださったんですか?!」
「もちろん! シュークリーム以外にも楽しみが増えました……!」
病院内の売店コーナー内にある店舗のカウンター前には既に列が出来ていた。
「シュクレの人だ!」
「待ってたんだよお。ここのケーキ美味しいって聞いて!」
「翠先生が食べてらしたケーキよね?!」
おお、こんなに評判が広まっているとは。
納品が全て完了し、接客業務もスタート。おめでたが発覚してからはこうしてここでの販売業務に当たるようになった。理由としては何かあった時に病院内の方が対応しやすいから。
時折姉さんがシュクレとこっちを往復してくれているし、売店のスタッフさんも手伝ってくれるからしんどさはない。
「伊豆口さんおはようございます。ほんと、シュクレの商品人気ですね」
売店で働くスタッフのひとり、前島さんがにこやかな表情を隣のレジに立つ私に向けてくれた。前島さんは父さんと同年代の女性で小柄な人だ。茶色いショートヘアは毛先があちこちカールしていて可愛らしい。
彼女には佑太さんとの関係について教えていないので、こうして伊豆口さんと呼んでくれているのだが、その度にちょっとした罪悪感に襲われそうになってしまう。
「ありがとうございます。本当にうれしいです」
「いやあ、マフィンとドーナツ本当においしかったですよ!」
「えっ食べてくださったんですか?!」
「もちろん! シュークリーム以外にも楽しみが増えました……!」