ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?

第八話 洗礼

翌日の朝、少し憂鬱になりながらも登校した。

ため息を吐きそうになるのを、何度も我慢する。



「お、宵谷か。洗礼まだだよな?」

「あ、はい……」



先生に話しかけられて、少し驚きながらも返事をする。

すると、先生は小さく頷きながら手招きしてきた。

よく見ると、先生の後ろには4人の男の子がいる。

なんだろう、と少し首を傾げながらも先生の近くによる。



「これから洗礼受けてない奴らの洗礼に行くんだ。もちろん、宵谷もだな」

「そうなんですか……」



そういえば、花園さんが今日やるかも、と言っていた。

……どうしよう、きっと神聖術なんてもらえないのに。

考えれば考えるほど、不安になってきた。

でも、そんな気持ちを見せないように笑顔を作る。

そんなわたしに、こっそりと陽さんが話しかけてきた。
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