悪女と罵られたので退場させていただきます!
15.皇太子side
朝、目覚めると気分が悪い。昨晩のアレが原因だろうか。寝不足も相まってか体調が良く無いのは確かである。
この数日間ずっと仕事三昧だ。お陰で仕事の進みは順調そのものだ。
取り付かれたかのように仕事をする私を、周囲が心配している事も知っている。それでも仕事をしていると気がまぎれるのだ。
あの悪夢を見始めてからは特に。
朝食を摂るとすぐに執務室へと向かった。
今日もまた書類と格闘する。
「殿下、少しお休みになられては?」
「いや、まだ大丈夫だ」
「しかし、顔色も優れませんし……」
「心配には及ばない」
「ですが……」
「今日は午前中までに終わらせたいんだ」
「……分かりました。無理だけはなさらないでください」
そんなやり取りを何度か繰り返した後、私は再び書類に目を通した。
数時間後。
「殿下、今日はもうお休みください。顔色が悪いのもそうですが、最近、眠れてらっしゃらないのではありませんか?」
「……大したことは無い」
「殿下、鏡をご覧になってください。目の下の隈が酷いですよ」
「……」
「殿下、お願いですから休んで下さい」
「……分かった。今日はここまでにしよう」
私は渋々ながら、書類を片付けた。
なかば強制的に仕事を終わらせられたと言っていい。
部屋に戻ると侍従が、「何か飲み物をご用意致します」と、言ったのを断って、私はベッドに横になった。
目を閉じる。
また、あの夢を見る。
知らない女が私の上に跨る。
甘ったるい臭いが室内に充満して思考回路を奪っていくのだ。
『あっ……や、そこだめぇ……あぁ!!』
必死にもがくしかない。
口の中に何かを入れられた。
声が出ない。
助けを呼べない。
ああ、呼ばれては困るのか。
抵抗するも虚しくされるがまま。舌を噛む事もできず、ただ女達の玩具となるしかない。
嫌だ。もう許してくれ……。
『んぐっ!ごほぉ!!』
喉の奥に何かを流し込まれ嘔吐く。飲みたくない。吐き出したい衝動に駆られる。
しかし、そんな事をすれば何をされるのかわからない。恐怖で身がすくんだ。無理矢理飲まされた液体が喉を流れて体内に入っていくのが分かる。
『あ、あぁ……』
『全部飲んで下さって嬉しいですわ』
女が笑っている。
『これでもっと気持ちよくなれますよ』
『ええ、殿下には頑張っていただかなければ』
『さあ、続きをしましょう』
『もっともっと乱れてくださいな』
『わたくし達のためにもね』
頭上から降り注ぐ女達の声に鳥肌が立った。
抵抗できないように押さえつけられ、身動きが取れない。
何人もの手が体に纏わりつく。
嫌悪感しか湧かなかった。
だんだん熱くなる身体。
『ふ……あっ……ああ!!』
『殿下、気持ち良すぎておかしくなってしまいそうでしょ?』
『もっともっと気持ち良くして差し上げますよ』
『ふふ、薬が効いてきたようで何よりですわね』
『あ……あぁ……』
や、やめろ……。
やめてくれ……。
声にだしたいのにだせない。
代わる代わる私の上に跨り好き勝手に身体を動かす女達。
やめてくれ。もう、許してくれ……。
嫌だ!
『はぁ……はぁ……もうっ……』
『殿下ったらお上手ですね』
『本当ですわ。良い子ですね』
もう嫌だ。
誰か助けてくれ……!! ああ!!駄目だ!!止めてくれ!!!
助けて……助けて……たすけ……て……―――!!!!
この数日間ずっと仕事三昧だ。お陰で仕事の進みは順調そのものだ。
取り付かれたかのように仕事をする私を、周囲が心配している事も知っている。それでも仕事をしていると気がまぎれるのだ。
あの悪夢を見始めてからは特に。
朝食を摂るとすぐに執務室へと向かった。
今日もまた書類と格闘する。
「殿下、少しお休みになられては?」
「いや、まだ大丈夫だ」
「しかし、顔色も優れませんし……」
「心配には及ばない」
「ですが……」
「今日は午前中までに終わらせたいんだ」
「……分かりました。無理だけはなさらないでください」
そんなやり取りを何度か繰り返した後、私は再び書類に目を通した。
数時間後。
「殿下、今日はもうお休みください。顔色が悪いのもそうですが、最近、眠れてらっしゃらないのではありませんか?」
「……大したことは無い」
「殿下、鏡をご覧になってください。目の下の隈が酷いですよ」
「……」
「殿下、お願いですから休んで下さい」
「……分かった。今日はここまでにしよう」
私は渋々ながら、書類を片付けた。
なかば強制的に仕事を終わらせられたと言っていい。
部屋に戻ると侍従が、「何か飲み物をご用意致します」と、言ったのを断って、私はベッドに横になった。
目を閉じる。
また、あの夢を見る。
知らない女が私の上に跨る。
甘ったるい臭いが室内に充満して思考回路を奪っていくのだ。
『あっ……や、そこだめぇ……あぁ!!』
必死にもがくしかない。
口の中に何かを入れられた。
声が出ない。
助けを呼べない。
ああ、呼ばれては困るのか。
抵抗するも虚しくされるがまま。舌を噛む事もできず、ただ女達の玩具となるしかない。
嫌だ。もう許してくれ……。
『んぐっ!ごほぉ!!』
喉の奥に何かを流し込まれ嘔吐く。飲みたくない。吐き出したい衝動に駆られる。
しかし、そんな事をすれば何をされるのかわからない。恐怖で身がすくんだ。無理矢理飲まされた液体が喉を流れて体内に入っていくのが分かる。
『あ、あぁ……』
『全部飲んで下さって嬉しいですわ』
女が笑っている。
『これでもっと気持ちよくなれますよ』
『ええ、殿下には頑張っていただかなければ』
『さあ、続きをしましょう』
『もっともっと乱れてくださいな』
『わたくし達のためにもね』
頭上から降り注ぐ女達の声に鳥肌が立った。
抵抗できないように押さえつけられ、身動きが取れない。
何人もの手が体に纏わりつく。
嫌悪感しか湧かなかった。
だんだん熱くなる身体。
『ふ……あっ……ああ!!』
『殿下、気持ち良すぎておかしくなってしまいそうでしょ?』
『もっともっと気持ち良くして差し上げますよ』
『ふふ、薬が効いてきたようで何よりですわね』
『あ……あぁ……』
や、やめろ……。
やめてくれ……。
声にだしたいのにだせない。
代わる代わる私の上に跨り好き勝手に身体を動かす女達。
やめてくれ。もう、許してくれ……。
嫌だ!
『はぁ……はぁ……もうっ……』
『殿下ったらお上手ですね』
『本当ですわ。良い子ですね』
もう嫌だ。
誰か助けてくれ……!! ああ!!駄目だ!!止めてくれ!!!
助けて……助けて……たすけ……て……―――!!!!