箱入り令嬢ですが恋がしたいのです〜選ばれなかった御曹司に溺愛されて結婚します〜
自分の思っていた内容とはかけ離れた理由に、戸惑いの声をこぼせば少し照れたように頷いて。
「マジで毎日ギリギリ、はやく結婚式終われよって本当は思ってたし」
「……」
「一緒のベッドで寝るなんか無理。一瞬で手を出すのわかるもん、無理」
「……そんな気、あったの?」
「あるに決まってんだろ。めちゃくちゃあったわ。佳乃いちいち可愛いし、結婚したら距離感近いしくっついてくるし」
そう言われると照れる。無駄にひっついていた自覚もある手前言い訳もない。
「だって、日中お仕事行っちゃうし、帰ってきてくれたら嬉しいから。基本ママがいるからふたりきりになれるとその反動が……ごめんなさい」
「可愛いからいいんだけど! ただ、その……理性を試されてるみたいで……」
はぁ……と、大きなため息をこぼした柊也さんはまっすぐ私を見つめて言ってくる。
「もう我慢なんかしない」
その瞳には揺るがないものを感じる。
「佳乃だって、受け止めてよ。俺のこと」
受け止めたいと、ずっと思っていた。私を受け止めてくれたように、柊也さんが安心して帰って来られる場所でありたいと。
「私にだけ受け止めさせて……」
その思いで両腕を差し出して柊也さんに飛びついたら抱きしめかえしてくれた。肌と肌が触れ合うとじわりと熱が絡んでまた熱を放つ。その温かさと心地よさに包まれて言葉にできない想いがあふれてくる。
「佳乃しかいないよ。こんな俺のこと抱きしめてくれるの」
「私以外の人に抱きしめさせてなんかあげないもん」
そう言ったら笑われた。
「私がずっと柊也さんを抱きしめてあげる」
だからお願い。
柊也さんだって私を抱きしめて離さないで?
「好きだよ、佳乃」
「私も好き、大好き」
見つめ合って想いを重ねて、お互いの想いを抱きしめ合ってふたりで一緒に歩いていきたいから。
これから先もずっと。
そしてずっと……あなたに恋していたいから。
――end――
「マジで毎日ギリギリ、はやく結婚式終われよって本当は思ってたし」
「……」
「一緒のベッドで寝るなんか無理。一瞬で手を出すのわかるもん、無理」
「……そんな気、あったの?」
「あるに決まってんだろ。めちゃくちゃあったわ。佳乃いちいち可愛いし、結婚したら距離感近いしくっついてくるし」
そう言われると照れる。無駄にひっついていた自覚もある手前言い訳もない。
「だって、日中お仕事行っちゃうし、帰ってきてくれたら嬉しいから。基本ママがいるからふたりきりになれるとその反動が……ごめんなさい」
「可愛いからいいんだけど! ただ、その……理性を試されてるみたいで……」
はぁ……と、大きなため息をこぼした柊也さんはまっすぐ私を見つめて言ってくる。
「もう我慢なんかしない」
その瞳には揺るがないものを感じる。
「佳乃だって、受け止めてよ。俺のこと」
受け止めたいと、ずっと思っていた。私を受け止めてくれたように、柊也さんが安心して帰って来られる場所でありたいと。
「私にだけ受け止めさせて……」
その思いで両腕を差し出して柊也さんに飛びついたら抱きしめかえしてくれた。肌と肌が触れ合うとじわりと熱が絡んでまた熱を放つ。その温かさと心地よさに包まれて言葉にできない想いがあふれてくる。
「佳乃しかいないよ。こんな俺のこと抱きしめてくれるの」
「私以外の人に抱きしめさせてなんかあげないもん」
そう言ったら笑われた。
「私がずっと柊也さんを抱きしめてあげる」
だからお願い。
柊也さんだって私を抱きしめて離さないで?
「好きだよ、佳乃」
「私も好き、大好き」
見つめ合って想いを重ねて、お互いの想いを抱きしめ合ってふたりで一緒に歩いていきたいから。
これから先もずっと。
そしてずっと……あなたに恋していたいから。
――end――


