Bella Notte
―――― 私の大好きなこの時期がやってきた。
灼熱の夏が終わりを告げ、空が段々と高くなり朝晩が肌寒くなってくる。
運動会がやっと終わったと思ったら、文化祭だ。
その間には定期テストもあって、中々大変な時期だけれどイベントは盛り上がる派なのでいい息抜きになってる。
「ねぇ、桜井。何でハルと友達にもどったの?」
ずっと疑問に思っていた事をやっとぶつけられるタイミングがやってきたので、思い切って聞いてみた。
あの夏祭りの後に2人は恋人ではなくなり、友達に戻る事になった。
ハルが夏休み明けに話してくれて。
だけれど、それ以上に驚いたのが、2人が気まずくならず、普通に友達として成り立っている事。
ハルが言うには本当に好きな人が他にいるって気付いた。
ってだけで、詳しい事は珍しく濁された。
ハルの笑顔が減って何かに思い悩んだまま。
話してくれた他にも何か理由があるのかとずっと心配してる。
2人の問題だし、その後も何の問題も無さそうだけど。
最近、桜井が前にも増して優等生でいる時間が増えてこっちも少し心配で。
「んー、まぁそれが1番いい距離だってお互い思えたから。それに」
そう言う横顔がいつもの悪友の顔じゃなくて、何だか大人に見えて少し驚く。
「オレが子供過ぎてフラれたって所かな。」
笑いながら、ペンキをこっちに飛ばしてくる桜井はもういつもの悪ガキだ。
「あっそ。てか、飛ばさないでよ。顔に付くし。」
私も負けずにやり返す。
そんなこんなで作業してたら、実行委員長に怒られてしまった。
そっか。フラれたって事は、まだ傷が深いのかな。
今はソッとしておこう。と1人心の中にさっきの言葉をそっとしまい反省する。
私に出来る事って何なんだろう。
いくら親友でも何もできない事があるって今回は思い知った。
1人で考え込んでる私を見て怒られて凹んでると勘違いした桜井。
「大丈夫、楓はとっくにサボり魔って認定されてるから。今さらそんな落ち込むなよ」
的外れな事を言ってのける。
灼熱の夏が終わりを告げ、空が段々と高くなり朝晩が肌寒くなってくる。
運動会がやっと終わったと思ったら、文化祭だ。
その間には定期テストもあって、中々大変な時期だけれどイベントは盛り上がる派なのでいい息抜きになってる。
「ねぇ、桜井。何でハルと友達にもどったの?」
ずっと疑問に思っていた事をやっとぶつけられるタイミングがやってきたので、思い切って聞いてみた。
あの夏祭りの後に2人は恋人ではなくなり、友達に戻る事になった。
ハルが夏休み明けに話してくれて。
だけれど、それ以上に驚いたのが、2人が気まずくならず、普通に友達として成り立っている事。
ハルが言うには本当に好きな人が他にいるって気付いた。
ってだけで、詳しい事は珍しく濁された。
ハルの笑顔が減って何かに思い悩んだまま。
話してくれた他にも何か理由があるのかとずっと心配してる。
2人の問題だし、その後も何の問題も無さそうだけど。
最近、桜井が前にも増して優等生でいる時間が増えてこっちも少し心配で。
「んー、まぁそれが1番いい距離だってお互い思えたから。それに」
そう言う横顔がいつもの悪友の顔じゃなくて、何だか大人に見えて少し驚く。
「オレが子供過ぎてフラれたって所かな。」
笑いながら、ペンキをこっちに飛ばしてくる桜井はもういつもの悪ガキだ。
「あっそ。てか、飛ばさないでよ。顔に付くし。」
私も負けずにやり返す。
そんなこんなで作業してたら、実行委員長に怒られてしまった。
そっか。フラれたって事は、まだ傷が深いのかな。
今はソッとしておこう。と1人心の中にさっきの言葉をそっとしまい反省する。
私に出来る事って何なんだろう。
いくら親友でも何もできない事があるって今回は思い知った。
1人で考え込んでる私を見て怒られて凹んでると勘違いした桜井。
「大丈夫、楓はとっくにサボり魔って認定されてるから。今さらそんな落ち込むなよ」
的外れな事を言ってのける。