ドウキは、とまらない?

「……」


 ちょっと待って? 完全、モノ扱いですか?

 イヤ、迷惑かけたけど、かけましたけどぉ! かりにも同期の女子に、この扱いはナイでしょ?

 まぁ、ハルにとって、あたしは女子のカテゴリーには、入ってないかも知れないけどさ。


「ハル~?」


 ひと言、何か言ってやろうかと、口を開いたとたん顔面に、バサッとタオルが飛んできた。


「イテッ! ちょっと~、ハル?」


 なんなの、この扱いわぁ?


「取り合えず、服脱いでシャワーして、早くしないとシミが落ちないよ?」


 はうっ?

 冷静なハルの一言に、あたしは、ピタリと逆らえなくなった。

 営業は、外見命。シミなんてあった日にゃぁ、売れるモノも売れません!


「はい、すみませんハルさま……」


 酔った勢いも手伝って、取り合えずあたしは、ハルのお家に上がってシャワーを借りた。



< 15 / 47 >

この作品をシェア

pagetop