ドウキは、とまらない?

「ハル……」


 ハルが聞いたら、どう思うだろう? 考えただけで手が、震えてくる……。

 ギュッと、震える手を握りしめて、あたしは心を決めて口を開く。


「あ、あたし…――」


 ドキン、ドキン……、と自分の全身が、動悸のように脈打って、痛かった。


「あたし、ダメかも知れない、の……」

「……? ……ナニ、が?」


 あたしは、握った手にギュッ、と力を入れた。ハルの反応が怖い……。


「……ぇ、……えっち、……が」



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