ドウキは、とまらない?

「うぅっ……、さくら好き」

「ハイハイ……、取り合えず現金ゲットしないとね」


 ついでに自分のもやっとかないとな……。領収書ちゃんとあるかな? 最悪画像撮って保険かけてるはず。

 飛行機の中で、約半月分の清算と仮払いの書面を、何とか辻つまを合わせて作成して、前もって営業補佐の先輩に、メールを送っておく。

 これで、帰って直ぐに経理に向かえば、 スムーズにお金がもらえる、……はず。


「よし、これで、久々の同期会も楽しめるね!」

「……さくらは、ホントに同期の、……みんなの事好きだよね?」

「うん好き、ハルもじゃないの?」


 ハルは、少し上を見て、ぼんやりと考えると……。あたしを真っ直ぐに見て、にちゃっと笑う 。


「うん、オレも好き……」


 ハルのその笑顔は、どっかのキャラクターくらい可愛くて、ボヨヨンとしてるクセにズルいヤツだ、と思った。



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