ドウキは、とまらない?
✿ 同期会
「そうそう、今月の個人売り上げ、三人とも達成だったよ、おめでとう!」
夏音が嬉しそうに、取り皿を並べて言った。さすが経理だ、数字のデーターが回るのが早い。て言うか達成とか、嬉しいサプライズだな。
「夏音、ありがとう! 先に知れて嬉しいよ」
「あぁ~、今月忙しかったのソレかぁ……」
やっと忙しかった事に気付いたらしいハルが、またボケをかましていた。
「大型催事に二回入ったでしょ? 今気付くか?」
「久々に晴のボケに癒されたな、で、……そろそろ乾杯出来そ?」
平井くんが、スマートにハルをフォローしつつ、みんなのお酒が、あるか見回した。
「俺のまだだけど先に乾杯してくれ、腹減った、つまみ早く頼みたい」
郡司が、エアジョッキ風に腕を出して言ったので、仕方ないと肩をすくめて平井くんが、自分の生ビールを手にとった。