傷だらけのシンデレラ 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
それに気づいて、わたしはとっさに胸の前で腕を交差させ、崩れるようにして床にへたり込んだ。
「…どうしたんだい!?大丈夫かい!?」
田沼さんとは別の社長さまが手を差し伸べようとしたけれど、わたしの異変に気づいて思わず後ずさりをした。
わたしは恥ずかしさで、顔を真っ赤にしながらうつむく。
なぜなら、突然背中のファスナーが外れて、パーティードレスがずり落ちたのだった。
瞬時に押さえたけれど、それでも両肩が露出している状態だ。
「ヤダ〜!澪お姉さんったら、恥ずかしい〜!」
愛理さんは、あえて周りに聞こえるように声を張り上げる。
その声に反応して、辺りにいた人も何事だと視線を向けた。
わたしはなんとか背中のファスナーに手を伸ばすも、噛んでいないはずなのになぜか上がらない。
その間に胸元が見えそうになり、慌てて手で隠す。
「それにしても愛理、あれはやりすぎなんじゃない?」
「そう?あたしは、ママに言われた通りにしただけだけど?」
小声が聞こえて顔を上げると、愛理さんと由美さんがわたしを横目で見ながらクスクスと笑っている。
きっと、ふたりがファスナーに細工をしたんだ。
「…どうしたんだい!?大丈夫かい!?」
田沼さんとは別の社長さまが手を差し伸べようとしたけれど、わたしの異変に気づいて思わず後ずさりをした。
わたしは恥ずかしさで、顔を真っ赤にしながらうつむく。
なぜなら、突然背中のファスナーが外れて、パーティードレスがずり落ちたのだった。
瞬時に押さえたけれど、それでも両肩が露出している状態だ。
「ヤダ〜!澪お姉さんったら、恥ずかしい〜!」
愛理さんは、あえて周りに聞こえるように声を張り上げる。
その声に反応して、辺りにいた人も何事だと視線を向けた。
わたしはなんとか背中のファスナーに手を伸ばすも、噛んでいないはずなのになぜか上がらない。
その間に胸元が見えそうになり、慌てて手で隠す。
「それにしても愛理、あれはやりすぎなんじゃない?」
「そう?あたしは、ママに言われた通りにしただけだけど?」
小声が聞こえて顔を上げると、愛理さんと由美さんがわたしを横目で見ながらクスクスと笑っている。
きっと、ふたりがファスナーに細工をしたんだ。