傷だらけのシンデレラ 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「…違うの!今日はもともと、花壇の手入れをしようと思っていたから」
と慌てて立ち上がったとき、そばに置きっぱなしにしていたホースを踏んでしまいバランスを崩してしまった。
そこをすかさず名取くんが体を支えてくれた。
「…危ない。大丈夫か、澪」
「う、うん。ありがとう」
至近距離で目が合いドキッとするも、そっと名取くんから体を離した。
「…それにしても意外だった。まさか、名取くんがくるとは思わなかったから」
「富士川電機の社長から、『ぜひ娘の誕生日パーティーにきてほしい』って言われたからきたんだ。てっきり澪のことだと思って、出席の返事をしたけど…」
そう。
実は、わたしも3日前に26歳の誕生日を迎えたところ。
お父さんは覚えてすらいなかった。
だけど、名取くんは違った。
「澪、誕生日おめでとう」
そう言って、名取くんが差し出してきたのは正方形の小さな小箱。
なんとそれは、わたしへの誕生日プレゼントだった。
中には、わたしの誕生石であるアクアマリンが埋め込まれたイヤリングが入っていた。
「これを…わたしに?そんな…、受け取れないよ」
「澪のために選んだんだ。だから、もらってくれないと困る」
と慌てて立ち上がったとき、そばに置きっぱなしにしていたホースを踏んでしまいバランスを崩してしまった。
そこをすかさず名取くんが体を支えてくれた。
「…危ない。大丈夫か、澪」
「う、うん。ありがとう」
至近距離で目が合いドキッとするも、そっと名取くんから体を離した。
「…それにしても意外だった。まさか、名取くんがくるとは思わなかったから」
「富士川電機の社長から、『ぜひ娘の誕生日パーティーにきてほしい』って言われたからきたんだ。てっきり澪のことだと思って、出席の返事をしたけど…」
そう。
実は、わたしも3日前に26歳の誕生日を迎えたところ。
お父さんは覚えてすらいなかった。
だけど、名取くんは違った。
「澪、誕生日おめでとう」
そう言って、名取くんが差し出してきたのは正方形の小さな小箱。
なんとそれは、わたしへの誕生日プレゼントだった。
中には、わたしの誕生石であるアクアマリンが埋め込まれたイヤリングが入っていた。
「これを…わたしに?そんな…、受け取れないよ」
「澪のために選んだんだ。だから、もらってくれないと困る」