傷だらけのシンデレラ 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「…そうじゃなくて。わたし、お金持ちのお嬢様でもないんだよ?名取くんと釣り合うわけ――」
「どこのだれかなんて関係ない。ただ俺は、澪がいいんだ。澪じゃないとだめなんだ」
「でも…。名取くんがわたしと結婚してもなんのメリットなんてないのに」
わたしは借金を抱える貧乏人。
わたしといっしょになるだけ、相手に迷惑をかけるのは目に見えている。
すると、それを聞いた名取くんが表情を硬くした。
「メリット、デメリットを考える結婚はただのビジネスだ。このプロポーズは、ビジネスなんかじゃない。澪と一生いっしょにいたい、その気持ちだけで動いてる」
これほどまでに、名取くんがわたしのことを真剣に考えてくれていたなんて。
こんなわたしでも幸せになる道を選んでいいのかと心が揺らぐ。
「澪が抱えている不安は、これからは俺も背負う。澪がずっと笑っていられるように、俺が全力で守る。だから…」
そう言うと名取くんは静かに跪き、わたしに手を差し伸べた。
「小坂澪さん、僕の妻になってください」
その瞬間、胸の奥から多幸感が溢れ出した。
ずっと想い続けていた名取くんにプロポーズされる日がくるなんて。
「どこのだれかなんて関係ない。ただ俺は、澪がいいんだ。澪じゃないとだめなんだ」
「でも…。名取くんがわたしと結婚してもなんのメリットなんてないのに」
わたしは借金を抱える貧乏人。
わたしといっしょになるだけ、相手に迷惑をかけるのは目に見えている。
すると、それを聞いた名取くんが表情を硬くした。
「メリット、デメリットを考える結婚はただのビジネスだ。このプロポーズは、ビジネスなんかじゃない。澪と一生いっしょにいたい、その気持ちだけで動いてる」
これほどまでに、名取くんがわたしのことを真剣に考えてくれていたなんて。
こんなわたしでも幸せになる道を選んでいいのかと心が揺らぐ。
「澪が抱えている不安は、これからは俺も背負う。澪がずっと笑っていられるように、俺が全力で守る。だから…」
そう言うと名取くんは静かに跪き、わたしに手を差し伸べた。
「小坂澪さん、僕の妻になってください」
その瞬間、胸の奥から多幸感が溢れ出した。
ずっと想い続けていた名取くんにプロポーズされる日がくるなんて。