13年後に再会した幼馴染と愛され生活始めます。
「どのくらいで退院できそう?」
「分からない。私は今日にでも帰れそうだと思ったんだけど、担当医が厳しくて。あと三日とか……冗談なのか本気なのか分かんないだよね」
「そっか。美澪がいないと寂しいけど、ゆっくり休める機会も早々ないからいいんじゃない? ここ、すげー良い部屋だし」
「賢吾にそう言ってもらえると救われる」
他の社員は表面上は心配をしてくれているかもしれないが、課長から仕事を割り振られてうんざりしているはずだ。
だから更衣室から私の鞄を出しても同期の賢吾に押しつけたのだろう。
でも、先輩に来られるより賢吾で良かったのだけれど……。
「賢吾は今日は外回り?」
「そうそう。だから丁度良かった。午前中はこの近くの一件だけだから、終わったら弁当買って戻ってくるよ。昼飯、一緒に食べようぜ」
「うん、嬉しい。ナースの綾瀬さんくらいしか喋る人いなくて」
「さっき廊下ですれ違った可愛い人?」
「賢吾の好きそうな人だったでしょ」
「彼氏いるか、聞いておいてよ」
二人で笑い合う。気兼ねなくなんでも話せるのは、お互いに恋愛感情がないからだろう。
もしかして賢吾なら海堂を知っているかもしれないと思ったけれど、仕事に戻ってしまった。
「まぁ、いっか。お昼に聞いてみよう」
少しの時間だったけれど、凄く心が満たされた。
今日の昼ごはんは楽しく食べられそうで楽しみだ。きっと、気晴らしに飲みに行こうと約束していたのを覚えてくれているのだろう。
お互い毎日仕事に追われていて、仕事の後に飲みに行く余裕なんてない。
前に一緒にご飯に行ったのはいつだろうと振り返ってみても、入社して直ぐの頃しか思い出せなかった。
「分からない。私は今日にでも帰れそうだと思ったんだけど、担当医が厳しくて。あと三日とか……冗談なのか本気なのか分かんないだよね」
「そっか。美澪がいないと寂しいけど、ゆっくり休める機会も早々ないからいいんじゃない? ここ、すげー良い部屋だし」
「賢吾にそう言ってもらえると救われる」
他の社員は表面上は心配をしてくれているかもしれないが、課長から仕事を割り振られてうんざりしているはずだ。
だから更衣室から私の鞄を出しても同期の賢吾に押しつけたのだろう。
でも、先輩に来られるより賢吾で良かったのだけれど……。
「賢吾は今日は外回り?」
「そうそう。だから丁度良かった。午前中はこの近くの一件だけだから、終わったら弁当買って戻ってくるよ。昼飯、一緒に食べようぜ」
「うん、嬉しい。ナースの綾瀬さんくらいしか喋る人いなくて」
「さっき廊下ですれ違った可愛い人?」
「賢吾の好きそうな人だったでしょ」
「彼氏いるか、聞いておいてよ」
二人で笑い合う。気兼ねなくなんでも話せるのは、お互いに恋愛感情がないからだろう。
もしかして賢吾なら海堂を知っているかもしれないと思ったけれど、仕事に戻ってしまった。
「まぁ、いっか。お昼に聞いてみよう」
少しの時間だったけれど、凄く心が満たされた。
今日の昼ごはんは楽しく食べられそうで楽しみだ。きっと、気晴らしに飲みに行こうと約束していたのを覚えてくれているのだろう。
お互い毎日仕事に追われていて、仕事の後に飲みに行く余裕なんてない。
前に一緒にご飯に行ったのはいつだろうと振り返ってみても、入社して直ぐの頃しか思い出せなかった。