13年後に再会した幼馴染と愛され生活始めます。
「美澪、救急車で運ばれたって聞いてびっくりした。大丈夫?」
「うん、過労だって。ごめんね、みんな大変でしょ」
「入院してまで会社の心配なんてすんなよ。ったく、課長のやつ。美澪が逆らわないからって、酷いよな。みんな同情してる」
「仕方ないよ。私が鈍臭いから」
「そんなことない。美澪はもっと周りを頼れ。また残業押し付けられたって、俺くらいには言えよ」
同期だろ。と美澪の髪を掻き乱す。
賢吾は唯一、愚痴を言い合える人だ。お互い辞めたいと話し合いながらも、一緒にいるからなんとかここまでやってこられた。
今日は朝イチで美澪が入院したと知り、慌てて電話をかけたが繋がらず、命の危機を感じて相当焦ったと笑った。
「女子社員がさ、ロッカーで電話が鳴ってるっていうから勝手に鍵開けたから」
デスクの引き出しに鍵を入れているのを知っている。
賢吾は椅子に座りながら、美澪の鞄とロッカーの鍵を手渡してくれた。
「ありがとう。スマホも何もなくて困ってたんだ」
「まぁ、そのスマホは見ない方がいいけどな」
苦笑いを浮かべる賢吾の表情から、なんとなく理由は察した。きっと、課長からのメッセージと不在着信で溢れているのだろう。
美澪からも苦笑いを返しながら、しかし課長への謝罪を先送りにするわけにもいかず、賢吾が病院に来る途中で買って来てくれた充電器にスマホを差し込んだ。
「うん、過労だって。ごめんね、みんな大変でしょ」
「入院してまで会社の心配なんてすんなよ。ったく、課長のやつ。美澪が逆らわないからって、酷いよな。みんな同情してる」
「仕方ないよ。私が鈍臭いから」
「そんなことない。美澪はもっと周りを頼れ。また残業押し付けられたって、俺くらいには言えよ」
同期だろ。と美澪の髪を掻き乱す。
賢吾は唯一、愚痴を言い合える人だ。お互い辞めたいと話し合いながらも、一緒にいるからなんとかここまでやってこられた。
今日は朝イチで美澪が入院したと知り、慌てて電話をかけたが繋がらず、命の危機を感じて相当焦ったと笑った。
「女子社員がさ、ロッカーで電話が鳴ってるっていうから勝手に鍵開けたから」
デスクの引き出しに鍵を入れているのを知っている。
賢吾は椅子に座りながら、美澪の鞄とロッカーの鍵を手渡してくれた。
「ありがとう。スマホも何もなくて困ってたんだ」
「まぁ、そのスマホは見ない方がいいけどな」
苦笑いを浮かべる賢吾の表情から、なんとなく理由は察した。きっと、課長からのメッセージと不在着信で溢れているのだろう。
美澪からも苦笑いを返しながら、しかし課長への謝罪を先送りにするわけにもいかず、賢吾が病院に来る途中で買って来てくれた充電器にスマホを差し込んだ。