13年後に再会した幼馴染と愛され生活始めます。
「同僚の彼氏さんじゃないですか?」
「まさか!! っていうか、彼氏じゃないし」
慌てて否定しても、綾瀬の中で美澪と賢吾のカップリングは成立してしまっている。これは否定するほど信じてもらえないやつだ。
「一応、賢吾に聞いてみる」
「何時に出られます? 昼食、食べてからにしますか?」
綾瀬に聞かれ、海堂が昼過ぎに迎えに行くと言っていたのを思い出し、午後一番でと伝えておいた。
病室に戻るとスマホを見る。
朝に賢吾からメッセージが入っていたが、病院に来た様子はない。
『おはよう。今日はいよいよ退院だな。荷物運びに行ってやりたいけど無理そうなんだ』と綴られている。
「やっぱり賢吾が入院費まで面倒見るわけないよね」
この個室の入院費……決して安くないはずだ。親にも今回の入院は話していないから援助はない。
自分でもご褒美のつもりで腹を括って満喫した部屋。
なのに肩透かしを喰らってしまった。
本当にこのまま帰って良いのか。
悩みながらも最後の食事はしっかりと食べた。自分の夢を思い出させてくれた病院食に感謝している。
「私も……」呟き、最後の一口を飲み込んだ。もう一度、夢と向き合いたい。
「まさか!! っていうか、彼氏じゃないし」
慌てて否定しても、綾瀬の中で美澪と賢吾のカップリングは成立してしまっている。これは否定するほど信じてもらえないやつだ。
「一応、賢吾に聞いてみる」
「何時に出られます? 昼食、食べてからにしますか?」
綾瀬に聞かれ、海堂が昼過ぎに迎えに行くと言っていたのを思い出し、午後一番でと伝えておいた。
病室に戻るとスマホを見る。
朝に賢吾からメッセージが入っていたが、病院に来た様子はない。
『おはよう。今日はいよいよ退院だな。荷物運びに行ってやりたいけど無理そうなんだ』と綴られている。
「やっぱり賢吾が入院費まで面倒見るわけないよね」
この個室の入院費……決して安くないはずだ。親にも今回の入院は話していないから援助はない。
自分でもご褒美のつもりで腹を括って満喫した部屋。
なのに肩透かしを喰らってしまった。
本当にこのまま帰って良いのか。
悩みながらも最後の食事はしっかりと食べた。自分の夢を思い出させてくれた病院食に感謝している。
「私も……」呟き、最後の一口を飲み込んだ。もう一度、夢と向き合いたい。