13年後に再会した幼馴染と愛され生活始めます。
畏まったレストランでもなく、再会を果たしたこの病室というのが蒼士らしい。
「美澪を守れる人になる夢はこれからも変わらない。誰よりも近くで、君を支えたいんだ」
ここから始まった。それをこの先も忘れないと蒼士は語る。
美澪もプロポーズをしてくれたのがここで良かったと思った。
「私にとっても、この場所は大切だから。ここに来なければ、今でも課長から逃げられない日々を過ごしていたと思うし、自分が幸せになんてなっちゃいけないと思い込んだままだったはず。蒼士には、感謝しかない。これから、私も蒼士が一緒にいて幸せだなって思ってもらえるように頑張るね」
薬指に指輪が光る。
一緒に病室から一歩を踏み出す。
また、これから新しい生活がスタートする。
懐かしい病棟では綾瀬が夜勤中で、結婚を前提に付き合っている旨を報告した。
綾瀬は美澪と賢吾がカップルだと本気で思い込んでいたらしく、相手が蒼士だったのをオーバーなほど驚いていた
「え、だって乙部さん、あんなに海堂先生を目の敵にしてたじゃないですか」
「あれから私の勘違いだって分かったんだ。入院中は綾瀬さんのおかげで楽しかったから、ありがとう」
「こちらこそ、乙部さんの百面相に沢山笑わせてもらいました。結婚式、呼んでくださいね」
「気が早いなぁ」
綾瀬は連絡先を交換して欲しいといい、改めて友達になった。
大人になってから友達と呼べる人ができて美澪も喜んで受け入れた。
「いっぱい恋バナしましょうね。海堂先生の意外な一面とか、こっそり教えてくださいね」
「こら、君は口が軽いからダメだ。分かったな、美澪」
蒼士といると世界が明るくなっていく。
周りを囲む人が変わっていく。
毎日が楽しいと思える。
マンションに帰ると大きなホールケーキを二人で食べた。
切らずに食べるのが子供の頃からの二人の夢だったのを思い出して、先日話題に上がったのだ。
「でも、実際やってると食べきれないものだね」
「しばらく甘いものはいらない」
蒼士が先に根を上げてフォークを置いた。
「……蒼士、ありがとうね。私、自分の誕生日なんて忘れてた。こんなに楽しい誕生日、学生の頃以来だ」
「これからは毎年笑いの絶えない誕生日にしよう」
「約束ね」
小指を絡めて誓い合った。
「美澪を守れる人になる夢はこれからも変わらない。誰よりも近くで、君を支えたいんだ」
ここから始まった。それをこの先も忘れないと蒼士は語る。
美澪もプロポーズをしてくれたのがここで良かったと思った。
「私にとっても、この場所は大切だから。ここに来なければ、今でも課長から逃げられない日々を過ごしていたと思うし、自分が幸せになんてなっちゃいけないと思い込んだままだったはず。蒼士には、感謝しかない。これから、私も蒼士が一緒にいて幸せだなって思ってもらえるように頑張るね」
薬指に指輪が光る。
一緒に病室から一歩を踏み出す。
また、これから新しい生活がスタートする。
懐かしい病棟では綾瀬が夜勤中で、結婚を前提に付き合っている旨を報告した。
綾瀬は美澪と賢吾がカップルだと本気で思い込んでいたらしく、相手が蒼士だったのをオーバーなほど驚いていた
「え、だって乙部さん、あんなに海堂先生を目の敵にしてたじゃないですか」
「あれから私の勘違いだって分かったんだ。入院中は綾瀬さんのおかげで楽しかったから、ありがとう」
「こちらこそ、乙部さんの百面相に沢山笑わせてもらいました。結婚式、呼んでくださいね」
「気が早いなぁ」
綾瀬は連絡先を交換して欲しいといい、改めて友達になった。
大人になってから友達と呼べる人ができて美澪も喜んで受け入れた。
「いっぱい恋バナしましょうね。海堂先生の意外な一面とか、こっそり教えてくださいね」
「こら、君は口が軽いからダメだ。分かったな、美澪」
蒼士といると世界が明るくなっていく。
周りを囲む人が変わっていく。
毎日が楽しいと思える。
マンションに帰ると大きなホールケーキを二人で食べた。
切らずに食べるのが子供の頃からの二人の夢だったのを思い出して、先日話題に上がったのだ。
「でも、実際やってると食べきれないものだね」
「しばらく甘いものはいらない」
蒼士が先に根を上げてフォークを置いた。
「……蒼士、ありがとうね。私、自分の誕生日なんて忘れてた。こんなに楽しい誕生日、学生の頃以来だ」
「これからは毎年笑いの絶えない誕生日にしよう」
「約束ね」
小指を絡めて誓い合った。