色褪せて、着色して。Ⅵ~黒薔薇編~
お休みをもらえませんか?
この国のピアニストの人達と触れ合うことは、
とても良い刺激になった。
全員男なのは何故かと言えば。
「この国は男性社会だからです」と返事が返ってきた。
娼婦館に潜入したときに。
トペニが言っていたことが蘇った。
この国の女性の立場は弱い。
「あのお、エアー様」
朝食後。紅茶を飲んでいると。
スズメがもじもじしながら話しかけてきた。
「明日一日だけ、お休みをもらえませんか?」
「わあっ!!」
思わず立ち上がった私に。
スズメも「わあ!」と叫んだ。
「忘れてた…お休みのこと」
スペンサー侯爵家にやって来て。
一カ月半。
また、失態を犯した。
「スズメもトペニもバニラも休んでいいから。3日でも一週間でも」
ゆっくりと座り込むと。
自分の頭をぽこぽこと殴った。
何で私は本当に自分のことしか考えていないのだろう。
「どうしたんすか?」
騒ぎを聞いて。
仮眠を取っていたトペニと、台所からバニラが飛んできた。
「休みをね。忘れてたの。あなたたちのお休み!」
叫ぶように言うと。
トペニとバニラは「あー」と声をそろえた。
「エアー様。わたくしは別にお休みは必要ありません」
「俺も特に・・・」
「いや、絶対駄目だからね。ブラック企業じゃないんだから!!」
ブラック企業? とトペニとスズメは首を傾げる。
「いやあ。あの、エアー様。無理でしたら・・・」
「無理じゃない! むしろ命令! 休んでちょうだい」
大声で言うと。
トペニはスズメを見た。
「パイセンは実家に帰るんだろ? 別に俺は実家は北部だし」
「いや。実家に帰れじゃないの。お休みって必要でしょ? 美味しいもの食べたり、一日中寝てたり、遊んだりしたいでしょう?」
…しーん。
効果音を上げるとしたら。
そんな感じだった。
3人とも黙り込んだ。
とても良い刺激になった。
全員男なのは何故かと言えば。
「この国は男性社会だからです」と返事が返ってきた。
娼婦館に潜入したときに。
トペニが言っていたことが蘇った。
この国の女性の立場は弱い。
「あのお、エアー様」
朝食後。紅茶を飲んでいると。
スズメがもじもじしながら話しかけてきた。
「明日一日だけ、お休みをもらえませんか?」
「わあっ!!」
思わず立ち上がった私に。
スズメも「わあ!」と叫んだ。
「忘れてた…お休みのこと」
スペンサー侯爵家にやって来て。
一カ月半。
また、失態を犯した。
「スズメもトペニもバニラも休んでいいから。3日でも一週間でも」
ゆっくりと座り込むと。
自分の頭をぽこぽこと殴った。
何で私は本当に自分のことしか考えていないのだろう。
「どうしたんすか?」
騒ぎを聞いて。
仮眠を取っていたトペニと、台所からバニラが飛んできた。
「休みをね。忘れてたの。あなたたちのお休み!」
叫ぶように言うと。
トペニとバニラは「あー」と声をそろえた。
「エアー様。わたくしは別にお休みは必要ありません」
「俺も特に・・・」
「いや、絶対駄目だからね。ブラック企業じゃないんだから!!」
ブラック企業? とトペニとスズメは首を傾げる。
「いやあ。あの、エアー様。無理でしたら・・・」
「無理じゃない! むしろ命令! 休んでちょうだい」
大声で言うと。
トペニはスズメを見た。
「パイセンは実家に帰るんだろ? 別に俺は実家は北部だし」
「いや。実家に帰れじゃないの。お休みって必要でしょ? 美味しいもの食べたり、一日中寝てたり、遊んだりしたいでしょう?」
…しーん。
効果音を上げるとしたら。
そんな感じだった。
3人とも黙り込んだ。