色褪せて、着色して。Ⅵ~黒薔薇編~
「エアー様。護衛がいなくなったらどうされるのです?」
「どうって。ここはスペンサー侯爵家の敷地内でしょ。あ、そうそう。ハガネとナオミがいるから大丈夫よ」
ハガネとナオミ…と言った瞬間。
トペニは顔を歪ませた。
「ただでさえ、私は王妃たちに周りの人間をコキ使うロクでもない人間だって思われているのよ? イメージを払拭しなきゃ駄目でしょう?」
王妃の侍女であるトラトラがにんまりと笑っている光景が頭に浮かんだ。
「本当にいいんすか? 俺とパイセンがいなくても」
いつも、おちゃらけているトペニが不安な表情で言った。
「大丈夫よ。そもそもスペンサー家なんだから。何も起きないわ」
「…そうっすか。じゃあ、俺も行きたいところがあるんで、休みますわ」
「わたくしは、スズメ様とトペニ様の休日が終わりましたら、お休みをいただきます」
淡々とバニラが答える。
「じゃあ、スズメとトペニはさっそく明日から休んで頂戴」
「すんません。エアー様」
スズメが頭を深く下げた。
「ごめんね、スズメ。気が利かなくて・・・」
「どうって。ここはスペンサー侯爵家の敷地内でしょ。あ、そうそう。ハガネとナオミがいるから大丈夫よ」
ハガネとナオミ…と言った瞬間。
トペニは顔を歪ませた。
「ただでさえ、私は王妃たちに周りの人間をコキ使うロクでもない人間だって思われているのよ? イメージを払拭しなきゃ駄目でしょう?」
王妃の侍女であるトラトラがにんまりと笑っている光景が頭に浮かんだ。
「本当にいいんすか? 俺とパイセンがいなくても」
いつも、おちゃらけているトペニが不安な表情で言った。
「大丈夫よ。そもそもスペンサー家なんだから。何も起きないわ」
「…そうっすか。じゃあ、俺も行きたいところがあるんで、休みますわ」
「わたくしは、スズメ様とトペニ様の休日が終わりましたら、お休みをいただきます」
淡々とバニラが答える。
「じゃあ、スズメとトペニはさっそく明日から休んで頂戴」
「すんません。エアー様」
スズメが頭を深く下げた。
「ごめんね、スズメ。気が利かなくて・・・」