完璧美人の私が恋したのは、眼鏡オタクのSEでした
 マサトの調査は、
 淡々に進んでいた、情報は確実だった。

 「智也……」

 画面に並ぶ履歴を追っていく。
 ・里桜の元交際相手
 ・そして——里美の部屋への頻繁な出入り

 「……繋がったな」

 “里美”
 以前から、
 裏で名前が挙がっていた人物。

 マサトは、得た情報を即座に整理し、
 一ノ瀬に送信した。

 ——智也が関与している可能性が高い
 ——里美宅への出入りが頻繁
 ——二人の関係、要注意

 「里美、か……」

 一ノ瀬からの短い返信が届く。

 『怪しいな。引き続き頼む』

 マサトは、無言で頷いた。
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