恋に臆病な私と恋を知らなかった御曹司の距離が、ゼロになるまで【完】
 そして、直接突起している蕾を擦るように強弱をつけて来海の気持ち良いところを刺激すると、

「――ッあ! やっ、……ダメっ」

 身を捩りながら軽く抵抗するように脚を閉じかけるも、充輝の身体が来海の脚の間に滑り込んで来たことによってそれは阻まれ、閉じることが出来なくなった。

 厭らしい水音が秘部から溢れてくると、

「来海……気持ち良いんだね」

 充輝は来海の脚の間に顔を埋めて敏感になっている部分に舌を這わせていく。

「――ッ!! んっ、ぁぁ・・・あんッ、ダメっぇ」

 その瞬間、来海は身体をビクビクと痙攣させ、シーツを思い切り握りしめていた。

「……ッはぁ、……はぁ……っ、」

 軽くイッてしまい脱力している来海に充輝は、

「……ごめん、イッたばかりで辛いかもだけど、俺……」

 我慢の限界を迎え、切なげな表情を浮かべながら自身の下着を下げて大きく硬くなった自身のモノを露わにする。

 そして、チェストに置いてあった避妊具を手に取ろうとすると来海は、

「…………っ、いい、……から……来て……?」

 充輝の動きを制してそう口にした。

 来海のその言動が何を意味するか勿論充輝は分かっているし、彼女を愛し抱き合うたびに、それをずっと心の底で望んでいたけれど、いくらプロポーズをして受けて貰えたとはいえ、今ここでそれをしてしまっても良いものか迷いはあった。

 でも、

「……充輝…………来て?」

 来海も同じ気持ちでいてくれて、自分を信頼してくれているからこその言葉だと理解した充輝は自身の先端を濡れた膣口へあてがい、そのまま膣内へと挿入した。
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