(仮)俺が守るから!~御曹司✖️訳あり令嬢~
私は昨日先生から貰ったノートにペンで


彩愛「おじい様、ごめんなさい。私のせいでごめんなさい。私が気付くのが遅かったから。みんなを死なせてしまった。私だけが助かってしまった。ごめんなさい。」

祖父「彩愛が謝る事なんて一つもないんだ。彩愛は悪くないんだよ!悪くないんだ!彩愛までいなくなったら、おじい様はどうすればいいんだ!」

叔父「そうだよ!そんな考えはやめて!彩愛ちゃん、謝らないで。彩愛ちゃんが謝る事なんてないんだから。」

涙が止まらなかった。
泣いても泣いても涙が止まらない。
おじい様も叔父さんも私をずっと慰めてくれた。それでも、私は自分を許せなかった。
1人だけ生き残った自分を。
何で私だけが生きているんだろう。
何で私はもっと早く気付けなかったんだろう。
考えても考えても答えは出ないその問いに、私は生きる力を失ってしまった。
今までなら頑張れば父様と母様が褒めてくれた、夜食まで作って応援してくれる家政婦がいた。
これからは誰もいない。
何を目標にしたらいいのか分からなくなってしまった。
この日を境に私の顔から表情が消えてしまった。

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