(仮)俺が守るから!~御曹司✖️訳あり令嬢~
ー車ー

蓮翔「おじい様何があったんだ?勿体ぶらないで早く話してくれよ!」

祖父「(勿体ぶってるわけではないんじゃがな…こやつも、彩愛の事になるといつもの余裕がなくなる。よくそれで今まで会わずにいられたな!)蓮翔や彩愛に何があっても守ると誓うか。裏切らないと。」

蓮翔「そんなの当たり前だ。俺が何年待ったと思ってるんだよ!ずっと、ずっと、せめて高校まではって言うからずっと見守るだけで待ってたんだぞ!ほんとは、あの時だって1番に駆けつけたかったのに時間が必要だって言うから我慢して…」

彩愛の両親が亡くなった事件を聞いた時、すぐに迎えに行こうとした。
これからは、婚約者の俺が絶対守るって、そして、少しずつ俺のことを好きになってくれたらってそう伝えに行こうと思ってたのに。

祖父「そうじゃったな。(こやつは、彩愛の両親との約束も守りずっと一途に思ってきてくれた…やはり彩愛にはこやつしかおらんか…悔しいがな…)」

蓮翔「それで何があったんだよ!もしかして、彩愛に…」

祖父「頷く。彩愛に良からぬことを考えておる男が押しかけて来ているらしい。」

蓮翔「それで彩愛は!大丈夫なのか!どうなんだよ!」

祖父「落ち着け。今、家政婦が必死で止めてくれている。正直どこまで何をされているか把握出来ていないのが現状じゃ。彩愛の心が心配じゃ。ただでさえ、あの事があってから閉ざしているのに…」

蓮翔「だから言ったじゃねぇか!京極家に来ればお袋もいるし俺だって!」

祖父「そうじゃが、あの時は環境をかえるわけにいかなかったんじゃ。それ程、酷い状態じゃったんじゃ。」

そう言われればもう何も言えねぇじゃねぇか。
でも、これからは、もう遠慮はしねぇ。
俺の手で俺の近くで一生彩愛を守る。

蓮翔「おい!まだつかないのか!」

祖父「蓮翔や!周りに当たるな!赤信号で捕まるなど分かっているじゃろーな。」

静かにおじい様が言った。
俺に周りに当たるなって言ったくせに、俺よりやべぇじゃねぇか。

祖父「なんじゃ。」

蓮翔「いや、何でもないです。」

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