海姫物語
「私たちは本当はこうして外へ出るべきじゃない」
「わかってる。でもこうして出てるだろ」
「それはエリクが抜け穴を作ったから」
返事をしながら姫奈はなにもない海を泳ぐ。
エリクもすぐにその後に続いた。
ふたりはTシャツに短パンという姿で、衣服は十分水をスッて重たくなっていたが、そうとは思えない速さで泳いでいく。
そして突然、その姿が海から消えた。
あとに残るのは穏やかな海の波ばかり。
☆☆☆
「ちょっと待てって」
ようやく姫奈に追いついた時、姫奈はすでに島の岸壁に両手をかけていた。
ここも歩きやすく開拓したかったのだけれど、さすがにそんな時間はなかった。
「わかってる。でもこうして出てるだろ」
「それはエリクが抜け穴を作ったから」
返事をしながら姫奈はなにもない海を泳ぐ。
エリクもすぐにその後に続いた。
ふたりはTシャツに短パンという姿で、衣服は十分水をスッて重たくなっていたが、そうとは思えない速さで泳いでいく。
そして突然、その姿が海から消えた。
あとに残るのは穏やかな海の波ばかり。
☆☆☆
「ちょっと待てって」
ようやく姫奈に追いついた時、姫奈はすでに島の岸壁に両手をかけていた。
ここも歩きやすく開拓したかったのだけれど、さすがにそんな時間はなかった。