麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
*******
ローネルと行動を共にするようになって3日が経っていた。
相変わらず、リードネストはローネルに厳しく、どこか警戒している雰囲気もある。
しかし、出会って以来、夕食をともにしたり、行く先々の観光をともに楽しんだり。
ローネルは、それなりにモモネリアとリードネストと仲を深めていた。
そしてリードネストは、本来の目的である仕事を済ませるため、時折モモネリアのそばを離れる。
その間、ローネルと二人で過ごすことでモモネリアは特に寂しさを感じずにいることもできていた。
今日も彼は午後過ぎから仕事の予定が入っているらしく、空いた時間でこの国の市場の様子や特産品、土産物などを見て回ろうということになり、朝から市場に来ていたのだ。
「......さて、俺はそろそろ仕事だ。モモネリアは、どうする?」
「私は、ローネルとまだ一緒に見てまわるわ」
「.......そうか。わかった。........ただ、二人きりはダメだ。少し離れたところに護衛を数人。それから女性騎士をすぐそばにつける。いいな」
「えぇ。わかったわ、ありがとう」
「えー。またぁ?ちょっとくらい大丈夫なのに、ねぇ?モモネリア」
口を尖らせるローネルをひと睨みして黙らせ、何度も振り返りながらリードネストは仕事に向かっていった。
そうして、どれほど歩いただろうか。
気になるお店や近くの観光名所は、一通り見てひと息ついた頃には、夕方の気配が近づいていた。
ローネルと行動を共にするようになって3日が経っていた。
相変わらず、リードネストはローネルに厳しく、どこか警戒している雰囲気もある。
しかし、出会って以来、夕食をともにしたり、行く先々の観光をともに楽しんだり。
ローネルは、それなりにモモネリアとリードネストと仲を深めていた。
そしてリードネストは、本来の目的である仕事を済ませるため、時折モモネリアのそばを離れる。
その間、ローネルと二人で過ごすことでモモネリアは特に寂しさを感じずにいることもできていた。
今日も彼は午後過ぎから仕事の予定が入っているらしく、空いた時間でこの国の市場の様子や特産品、土産物などを見て回ろうということになり、朝から市場に来ていたのだ。
「......さて、俺はそろそろ仕事だ。モモネリアは、どうする?」
「私は、ローネルとまだ一緒に見てまわるわ」
「.......そうか。わかった。........ただ、二人きりはダメだ。少し離れたところに護衛を数人。それから女性騎士をすぐそばにつける。いいな」
「えぇ。わかったわ、ありがとう」
「えー。またぁ?ちょっとくらい大丈夫なのに、ねぇ?モモネリア」
口を尖らせるローネルをひと睨みして黙らせ、何度も振り返りながらリードネストは仕事に向かっていった。
そうして、どれほど歩いただろうか。
気になるお店や近くの観光名所は、一通り見てひと息ついた頃には、夕方の気配が近づいていた。