麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜



「.....ふふ。ずっと連れ歩いてるみたいなものでしょ?だって、日に何度も、何度も、会いに来てくれるんだもの。会っていない時間の方が短いのでは」



「いや!そんなことはない!これでも俺は足りないくらいだ。.....それにモモネリアはすごく魅力的だから、心配だし....」


 急に尻窄みになってモゴモゴ言い出したリードネストの最後の言葉を聞き取れずに、モモネリアは首を傾げた。


「....うっ!!.....なんでもない。それより、モモネリア。何か悩み事か?」

 結局、言葉を濁されてしまった。


 リードネストは、この話は終わりとばかりに先ほどの話に戻す。
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