麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
リードネストが居なくなった庭を見つめながら、頭の中がぐるぐる忙しない。もしかしなくても、言い方を間違えた気がする。
リードネストを拒絶したと思われたのでは?とサァーッと血の気が引いた。でも、こうでもしないとリードネストにプレゼントするものを作る時間がないのだ。
....やっぱり誤解、させたわよね。今から行って誤解を解いてくる?....でも....なんて言えばいいの?もしかしたらリードは怒ってしまったかも....。
よく考えたら、あんなに優しいリードネストがそんなことで怒るはずもないことはわかるのに、モモネリアは初めてリードネストとすれ違ってしまった事実に、怖気付いてしまった。
.......プレゼントを渡す時に、誤解させたことも謝れば大丈夫、よね?
モモネリアはすぐに思い直して、早速リードネストへのプレゼントを作り始めるため自室へと戻った。