麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜

7. 溺愛は加速して


 モモネリアは、またまた困っていた。

 確かに、モモネリアはリードネストに自分の気持ちを伝えた。リードネストの愛にこたえ、自分も好きだと告げた。つまり、両想いだ。

 世の中、想いを通じ合わせた恋人同士が、それはそれは甘い時間を過ごすことは知っている。

 お互い相手により近づきたくなることも。

 さらには、自分たちへの理解を深め、繋がりや絆を強固なものにしていくことも。

 が、これはいくらなんでもやりすぎではなかろうか.......。

 モモネリアは恋愛初心者で、たった数日前に自身の気持ちに気づいた、初心者オブ初心者。

 いうなれば、超超超!初心者である。

 そんな人に対して、これはいきなり攻めすぎだと思う。



 もう少し時間をじっくりかけて。
 お互いの理解を深めて。
 ジワジワ距離が近づけばいいと思っていたのにーー。




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