初恋の人がいきなり上司で、訳あり同居生活
「これからは何でも俺に話してくれ」
確認するように雄平が塔子を見る。

「はい」

最近雄平の帰りが遅かったのは、塔子へのプロポーズを準備してくれていたのだと知った。
それなのに、勝手に誤解してしまったことを塔子は後悔した。

「他に話すことはない?」
「他には……あ」

――そうだった。

「何?」
「妊娠、したみたいです」

「ええー」

珍しく大きな声を上げた雄平は、唖然とした表情のまま固まってしまった。
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