喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「そうなんだー、ほとんどホテルかと思ってた」
「こっちからトラブルでホテルに行く事もあるし、苦手な飛行機で出張もある」
天ぷらも頼んでくれた。
「あのさ、『夢乃』の物件なんだけど、とりあえずうちの不動産が書いとったから」
「本当?」
「ああ、すんなり売ったらしいよ、一応報告しとくな、とりあえず安心はして」
「ありがとう」
「あと…もうすぐ両親が帰ってくる、夜にしてもらうから休みは取らなくてもいいよ、『夢乃』から近いし」
「そうだね、まだお家に行ったことはないけど『夢乃』より上にあがるってほとんどないから」
「いつでも来て構わないよ」
「いつでもって…克くんの時間が読めないもーん」
「だよなぁ…春は申し訳ない」
「わかってる、体調崩さないでね」
「うん」
1時間半ほど昼休みを貰えたらしくてお寿司屋を出て、コーヒーショップに寄った。
「これからどうする?」
「夕方、友達にお土産渡そうと思って時間潰そうかなって」
「じゃあ結構時間空くな」
「んー、でも今日は4時終わりって聞いてるから映画1本見ればあっという間だよ」
「映画か…」
「うん、暇になったら行こうね(笑)」
「すまない、付き合い始めたばっかりなのに…」
「大丈夫、一人で過ごす時間は慣れてる、気にしないで」
「悠乃さん…」
「車の免許も取りたいと思ってるし、やる事たくさんあるから(笑)」
「…駅まで送るよ、散歩しよう」
2人はショップを出た。
「今日は少し暖かいね」
悠乃から腕を回した。
「今年はいい春にしたい(笑)」