喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
結局店の閉まる17時まで2人は居て、伯父さんは次の日の仕込みを始めた。
克哉は荷物を片付けていたが悠乃さんは
トイレと言って店のトイレに走っていった。
やっぱりリノベーションが必要だよな…
元々平屋のこの家はトイレは1つしかない。
悠乃の両親がお店仕様にリノベーションしてから広かったリビングダイニングを直したものだ。
奥にマスターや悠乃さんが休憩をする部屋が1つあってあとは3部屋あるのだが店からの声も多少は聞こえる。
まだ克哉も泊まったことはないが、住むことになると店の営業時間に睡眠を取ることも当然あるわけで…
「うーん…」
悠乃さんがトイレから戻るとこの家のリノベーションを提案してみた。
「悠乃は子供でも出来たら絶対必要かなとは思ってたんだけど…そっか克くんがホテルの夜勤務についた時に寝ることもあるよね…ごめん、考えれてなかったわ」
「いや俺も悠乃さんがトイレに行ったから気づいたんだよ、俺も休日の時、トイレに行くとなったらと考えると…」
「そうだねぇ…ご飯は食べれるからいいかってそこしか頭が回らなかった」
「俺も…夜は営業しないからいいかって…」
「でも…お金増えちゃうよ」
「設計と見積もりを出して貰おう、今の俺の貯金で無理ならローンに組み込むかとか、詳しい人に聞いた方が間違いないだろ、将来子供ができてもいいようにしよう」
「いいの?」
「もちろん!」
「じゃあ結婚指輪は費用を抑えようよ」
「悠乃さんがいいなら」
「いいよ(笑)」
2人は次の休みに結婚指輪を買いに行く約束をした。