喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「真梨〜久しぶり」
悠乃の定休日の水曜日、真梨は有給消化で休みをとってくれた。
真梨の会社は1月から新しい有給の更新になるらしくこれから少しずつ使っていくから遊べるよ〜と連絡をくれていたのだ。
待ち合わせのカフェに先に真梨が来ていて悠乃は合流した。
「彼氏と一緒に有給取らなかったの?」
「取ったよ、彼氏も友達と会ってる、夜合流するんだ〜それよりさ、SNSに投稿してたネックレスと指輪!」
「そうなの、誕生日に貰ってね(笑)」
「そうだ、誕生日おめでとう、今日は私の奢りね」
「ありがとう」
「付けてるじゃん、見せて〜」
悠乃は指輪を外して真梨に見せた。
「可愛いよね〜」
「後ね」
悠乃はスマホから別の写真を見せた。
「わっ、婚姻届!シンデレラ城とかぼちゃの馬車とかある〜可愛いすぎる」
「実はねお誕生日にサプライズで結婚式を計画してくれたの」
「えっ、じゃあ悠乃は人妻?」
「はい、立木悠乃と申します(笑)」
「やだ〜奥さんじゃない(笑)」
「まだ指輪は買ってないんだけどね、仕事が忙しくてっていっても向こうの方が休みは多いのよね、悠乃が週1日だから合わないだけで、でも喫茶店をリノベーションする予定なの、そうすると一緒に住めるから夜は一緒に居れる〜」
「悠乃は働きすぎだよ〜」
「飲食店はそうもいかなくて、人を雇える余裕もないしね」
「そっか」
「悠乃より伯父さんの方が大変だから悠乃が一人で回せるくらいにはならなきゃと思ってる」
「偉いよ、悠乃は…素敵な旦那様で良かったね」
「うん、感謝してるの、悠乃の夢をどんどん叶えていってくれて…」
「良かったじゃん、悠乃に本当の家族が出来て私も嬉しいよ」
「…真梨…これ埼玉のお土産」
「埼玉?」
「埼玉の雲母ホテルで式をあげたの」
「あ〜ニュースで見た!9月だよね」
「悠乃の旦那様…照れる(笑)雲母ホテルの統括者なの、プレオープンで使わせてもらったんだー」
「え〜いいな早く会ってみたい、有給取れるから千葉に行こうよ〜」
「うん」
悠乃は真梨に祝福してもらいまた次に会うことを約束した。