魔法学校☆アルミラージ
「俺も、“皆と”歌って踊りたい」リュカが笑みを浮かべた。
「レイはどうしたい?」
リュカに聞かれたレイはニッと笑うと「私も皆ともっともっといっぱい歌って踊りたーい!!」と大声で返事した。
「声でか!」レイの1番近くに居たスイフォンが耳を手でおさえた。
「じゃあ僕あれやりたい!」クラスの中で1番恥ずかしがり屋なアシェルが1番先に手をあげた。
「2人がうちの学校に来て最初のクラス分け試験で踊ってたやつ!」
「み、見てたの!?いつの間に…」
「マジか…ジェイデン先生にズタボロ言われたあのボロクソテスト見られてたなんて…恥ず…」
レイとリュカは カ〜!! と恥ずかしくなって顔を真っ赤にした。
ベールは「良いね、良いね!」と笑顔になると他の皆にも魔法でレイ達とお揃いの衣装に着替えさせた。
同じ衣装を着た9人はもみの木の前に並ぶとステージの上で元気よく歌って踊りだした。
「元の世界に戻ったらレイの母さんに礼を言わなきゃならないな」
「あははっ!そうだね!」
やっぱり、あの子達は笑ってる顔が一番よく似合うね。
顔を見合わせて笑うレイとリュカをベールは嬉しそうに見つめていた。
「ほっほっほっ」とホーリーも笑って、それから「アシェル〜!」と手を振った。…