魔法学校☆アルミラージ
「生徒達にこの事は?」

「まだ伝えていません」

ジェイデンが言うとエレノアは「その方が良いわね」と頷き返した。

「だけどいざと言う時のために念のため各学年の学級委員になっている生徒と、生徒会に所属している子達だけには伝えておきましょう。今すぐ会議を開くわ。リリーは他の教員の方々を、ジェイデンは生徒達を呼んで来てちょうだい」

「「かしこまりました!」」

2人は一礼すると急いで学園長室を出て行った。

「キュイキュイ」

「大丈夫よ、大丈夫。ねぇフランフラン、いつもの曲を聞かせてもらえないかしら?貴方の奏でるハープの音を聞くとね、私とっても心が落ち着くの」

「!!…キュイキュイィ 〜!」

フランフランは顔を上げてぱあっと笑みを見せるとふわふわっと羽をぱたつかせながらあっという間にハープのところへ飛んで行った。

〜♪

しだいに聞こえてきたハープの音を聞いてエレノアは柔らかな笑みを浮かべた。

「大丈夫、大丈夫。何が起こってもきっと大丈夫…私達は1人ではないのだから…」
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