魔法学校☆アルミラージ

ぽうぽうと咲き始めた黄色い薔薇は皆の心をホッとさせる優しい輝きを放っていた。

「可愛いっ!」エミリーが指先で薔薇をちょんっと触った。

「…う"っ…う"う"っ……」

ルイーズは苦しそうに胸を押さえながらその場に座り込んだ。

「ルイーズさんっ!!」

レイやリュカ達が駆け寄るとルイーズは徐々に人間の姿に戻っていった。

「ルイーズさんっ!」レイがもう一度声をかけると「……レイ…ごめんなさい…」とルイーズは涙を流した。

「こんな事するつもりじゃなかった…だけど…せっかく見つけた居場所が無くなってしまうのが ただ怖くて仕方なかった…」

「ルイーズさん…」

レイはルイーズを抱きしめた。

「怖くなるのなんて皆同じです。貴方だけじゃない。だからそんなに1人で全部抱えこまないで下さい」

「……レイ」

「1番なんてならなくったって良いじゃないですか!そんなのならなくったって自分が今心から幸せで楽しいって思えたらそれが全部1番になるんですから!ルイーズさんはルイーズさんのままでいて良いんですよっ!だって、ルイーズさんのところにはこんなにたくさんの友達や仲間が居てくれてるじゃないですか!」

ルイーズは周りを見て はっ とさせられて目を大きく開いた。

「貴方は1人なんかじゃない」リュカがレイの隣で笑みを浮かべた。
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