天才少女!
案内
ゴンッ、バタンッ
えっと、今何が起こったかというと、
大輝が、理事長に頭を叩かれて首掴まれて私達も一緒に追い出されたってわけ
凄い、鈍い音がしたのに平然にポケ〜っとしている大輝
「は?」
「よっろしくねぇ〜!」
瑞希が、理事長に頼まれて絶望する大輝を全力で煽る。
まぁこっちとしてはありがたいけど…
「まあ、こっちとしてはありがたいけど…」
「そ、そうか、」
「ん?何に返事してるの?」
「だって、今『まあ、こっちとしてはありがたいけど…』っただろ?」
「え?エスパー?」
「違うよ〜、りっちゃんの心の声〝だ・だ・漏・れ〟してるだけだよ〜!」
「そうなんだ、ってだめじゃん!」
「まぁまぁ、とりあえず、案内してもらえる?可哀想な、たいちゃん?」
「はぁー、しかたねえ、一応、理事長のめ・い・れ・いだったからな」
そう言って、「とりあえず…」と、連れてきたのは…
「ねえ、大輝。職員室につれてきてどうするつもり?」
「たいちゃん、まさか…」
「あ、え、っと、まぁ、とりあえず?挨拶的な?」
「絶対なにか企んでた…」
「ね〜」
「そ、そんなことねえ!」
「絶対、企んでた…」
「うんうん、」
まぁ、可哀想だからここまでにしておいてあげよう。
「まぁ、可哀想だからここまでにしておいてあげよう。」
「サンキュー!」
「何に対して言ってるの?」
「え?りっちゃんが言ったんだよ?多分心の声だと思うけど…」
「そうそう、お陰で反応がわかりやすく…」
ゴンッ、バキッ
「いったぁぁぁぁあああー!!」
「うるさい、たいちゃん。先生方が見てるよ」
あ、うるさかったので、殴っておきました☆
「お〜、りっちゃん。こわ〜い!」
「隣でなにか言ってる人がいるけどまぁ、気のせいにしておいて」
どうすんのよ〜これ〜!…ま、まぁ、挨拶だよね…
「こ、こんにちは。今日からこの学校に…」
「良かった〜、探してたのよ!」
「あえ、あ、すみません?」
「あ〜、俺が、案内するよう理事長から言われましたので…」
「あ、そうなのか。じゃあ、よろしく頼んだぞ。赤坂!」
「はい。」
「え、それでいいの?」
「ああ、」
「だってさ、行こ!りっちゃん!」
「あ、うん」
私は、二人に引っ張られるまま、職員室を出ていった…