先輩、好きです。



――――――――――は?





勝手に告白して、私の反応を見て、そして……帰った?




ちょっと待て。

こっちはまだ、言葉の意味を処理しきれてすらいないんですけど。



もしかして、からかわれた?


あの矢吹に?



次第に、内側からぐちゃぐちゃになった感情が湧き出てきて、拳に力が入る。




「…や、やっぱりかわいくないっ!!!」




私の心からの叫びは、準備室の静けさのなかに溶けて消えた。
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