一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
南の頭の中で情報が繋がっていくごとに、瞳に輝きが増していく。
ぽかんと開いた唇がにやりと上向くのと同時、興奮を抑えきれない囁きが漏れ出した。
「――東都ドームのステージで、デビュー……!」
小さいのにはっきりと響くその声に、みんなが南の方を見る。
“わくわくしている”
そう物語る南の様子に、みんなが話すのをやめた。
「最高のスタートじゃん!
やるなら会場にいる全員の度肝ぶち抜いてやろーぜ!」
……呆気。
大きく開いた南の瞳には、キラキラと星が瞬いている。
その輝きを前にしたら、不安も動揺も、どこかへ飛んでいくような気がした。
「……呑気かよー……」
「ふふ、でも南らしいよね」
蓮は脱力して、私は思わず笑ってしまう。
「何も考えてないだけでしょ」
「……ある意味羨ましいよね」
昊は平静を完全に取り戻して、ユウキは呆れて小さく息を吐く。