一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

「れ、れれ蓮さん!セクハラですよ!」


冷や汗ダラダラの宇都さんが、焦って割って入ってくる。

それでも“蓮”はどこ吹く風だ。



「いーじゃん、ヤロー同士なんだし。
てかどーしよー、こんな可愛い顔して腹筋割れてたら。ちょっとショックかもー」


割れてるわけがない!


……なんてツッコんでいる場合ではない。

“蓮”が面白がってそんなことを言うから、全員の視線が集まってしまった。



唯一の頼みの綱である宇都さんは、どうしたらいいかわからなくなったのかあわあわしてるだけ。


危機的状況に顔がこわばって、つうっと背筋に汗が流れた。


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