一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
食い気味で遮った割に、ユウキの言葉は続かない。
何かに迷っているように、外に投げた視線は一点を見続けている。
「ユウキ……?」
黙り込む表情は変わらず苦しそうに見えて、心配になってその顔を覗いて声をかけた。
「っ、」
ユウキの体が僅かに強張って、長いまつ毛が揺れる。
ガラス玉みたいな目には、髪を落ち着かせた、いつもと違う私が映っている。
「だいじょうぶ……」
「触んな」
手を伸ばすと、ユウキは反射的に肩を引く。
警戒するみたいに、キツく細まる瞳はぐらぐらと揺れていた。
「何、そのなよなよした髪型。
いつもそんなじゃないだろ。紛らわしいからやめてくれる!?」
紛らわしい……?
あ。女みたいってこと?