一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
「でも、昔のやつって……」
「そー。昔のやつ。
でもさぁ、だからなに?今のっぽく投稿された時点でアウト。
現に、だーれも信じてくれなかったでしょ?」
完全に心のシャッターを下ろしてしまった蓮には取り付く島もなくて、言葉に詰まる。
すると、南がここで初めて口を開いた。
「千景は信じてたけど?」
その目は真っ直ぐ蓮を見つめて、一点の曇りもない。
蓮の目が面食らったように丸くなって、信じられないものを見るかのように私を見た。
「……ほんとお人好しだね、千景ちゃん」
その声が、微かに狼狽えている。
話を届ける隙ができたみたいに見えた。
「お人好し、というか……
確かに蓮はチャラいけど。少なくとも、俺の知ってる蓮は嘘はつかないと思ってるから」
変なカッコつけはあるし、
努力だって隠すけど。
『あ。いや、炎上はしてるよ?』
『言っとくけど、flying-Hi入る前は人並みに遊んでるからね?俺』
自分に不利になることも、ちゃんと素直に認められる人な気がしている。