一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―



2日後、兄から電話がかかってきた。

「今送ったアカウント使えば、例の奴の鍵垢見られる様になってる」

ポンと送られてきたSNSアカウントのIDとパスワード。

兄が仕事で知り合ったモデルさんを伝って、
蓮と匂わせをした人との相互フォローに成功したらしい。

ちなみに、使ったのはもちろんちゃんと捨て垢。

鮮やかな手腕と仕事の速さに、背筋がぞくりとする。

(……つくづく敵に回したくない人だ)

身内だと、最強に頼もしいけど。

「ありがとう、兄貴。本当に助かったよ」

「ド新人アイドルが俺を使うなんて100年早いから。今度補填しろ」

素っ気なくて威圧的。
でも今日は素直に感謝だ。

「返事」

「もちろんです、お兄様!」
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