俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
結衣は思わず浩斗を思いきり睨みつけた。
(つまり……断ったらクビってことね)
ぎゅっと拳を握りしめる。
(ほんっとに……マッチングアプリなんかに関わると、碌なことがない)
怒りの炎が、結衣の胸の奥でごうごうと燃え上がる。
(いいわよ……やってやろうじゃないの。私が、このくだらないアプリを──ぶっ壊してやる!!)
「わかりました。その勝負、受けましょう」
「では、交渉成立――」
「ただし!」
結衣は浩斗の言葉を遮る。
「ひとつ、条件があります」
「……条件?」
眉をひそめる浩斗をまっすぐ見据えて、結衣は告げた。
「私が勝ったら、Sharelaの事業から撤退してください」
その言葉に、浩斗は目を見開いた。
「なんだと?」
「勝つ自信がないんですか?」
挑発するように見上げると、浩斗が纏う空気がグッと下がる。室内に、ピリッとした緊張が走った。
「そんなわけがないだろう。わたった、その条件で勝負だ」
「では、今度こそ交渉成立ですね」
結衣は口元に笑みを浮かべた。
「おかえり、大丈夫だった? ……って顔してないね」
職場に戻るなり、夏希が心配そうに声をかけてきた。
(つまり……断ったらクビってことね)
ぎゅっと拳を握りしめる。
(ほんっとに……マッチングアプリなんかに関わると、碌なことがない)
怒りの炎が、結衣の胸の奥でごうごうと燃え上がる。
(いいわよ……やってやろうじゃないの。私が、このくだらないアプリを──ぶっ壊してやる!!)
「わかりました。その勝負、受けましょう」
「では、交渉成立――」
「ただし!」
結衣は浩斗の言葉を遮る。
「ひとつ、条件があります」
「……条件?」
眉をひそめる浩斗をまっすぐ見据えて、結衣は告げた。
「私が勝ったら、Sharelaの事業から撤退してください」
その言葉に、浩斗は目を見開いた。
「なんだと?」
「勝つ自信がないんですか?」
挑発するように見上げると、浩斗が纏う空気がグッと下がる。室内に、ピリッとした緊張が走った。
「そんなわけがないだろう。わたった、その条件で勝負だ」
「では、今度こそ交渉成立ですね」
結衣は口元に笑みを浮かべた。
「おかえり、大丈夫だった? ……って顔してないね」
職場に戻るなり、夏希が心配そうに声をかけてきた。