MR(医薬情報担当者)だって恋します!
「理緒……」
耳で名前に感じて、舌で鈴木の体温を感じて、胸で鈴木の欲望を感じる。
これ以上触られてると変な気分になりそうと思ったときに鈴木の指先が膨らみの頂きに触れて、私は思わず、
「んあ」
と声をあげてしまった。その声はまさに甘える女の声で私はそんな自分に驚く。
「つか、さ……! だめぇ!」
「ダメ、なの? こんなに感じてるのに?」
意地悪く鈴木が頂点を触り続けて、私は鈴木に枝垂れかかってしまった。
「理緒えろい」
そう言って鈴木は私を片手で抱き起こしながら再び深いキスをして、もう片方の手で胸の先端を弄る。
「やだ! こんな私、見られたく、ない、よ」
「俺にだけは見せていいの。……可愛いよ、理緒。このまま最後までしたいけど、今日はここまでにしとくね」
鈴木の指が胸から離れて、私は楽になるとともに物足りなさも感じる自分をはしたないと思った。
鈴木を見上げると、
「やばいから、本当に。そんな目で見ないで。もう、俺、あそこギチギチ」
と言われ、視線を下げると、鈴木の股間の辺りが盛り上がっていて、私はかあっと赤くなった。
「だ、大丈夫、なの?」
「あんまり大丈夫じゃないけど、でも、理緒は初めてだし、最後までするのは理緒が望むときにしたいから」
鈴木は本当に私を大切にしてくれてる。私はちょっと感動してうるっときた。
「ありがとう」
そう言って鈴木の唇にちゅっと触れるだけのキスをした。
「やばいな。どんどん理緒が可愛く見えてくる」
「っ。恥ずかしいこと言わないで」
そう言いながら、何となくわかる気もしていた。鈴木が段々かっこよく見えてきてるから。私の頭は夏も終わろうとしているのに春真っ盛りのようだ。
仕事中に甘い雰囲気を醸し出すのだけは避けたい。
私たちはお互いそう努力した。