初恋は、終電の先に
……ここに、入ってもいいのかしら。
再び寝室に戻ってきて、私は先輩の寝顔をじっと見つめていた。
オレンジの常夜灯に照らされて、相変わらず青白い顔で、先輩は静かな寝息を立てていた。
私は屈んで、先輩の顔を覗き込んだ。
「……先輩、山田、尚也先輩」
「……ん」
先輩の目が薄っすら開いた。
メガネをかけていないからか、焦点の合わないぼんやりした顔で、私を見ている。
「あきや」
手が伸びてきたので、体を起こしてその手に自分の手を重ねた。
力強く引っ張られて、そのまま布団の中に引きずり込まれる。
「先輩?」
「秋谷……よかった、本物だ」
先輩は私を抱きしめながら、ぽつりと呟いた。
その低い声に、胸が締めつけられて、無性に泣けて仕方なかった。
再び寝室に戻ってきて、私は先輩の寝顔をじっと見つめていた。
オレンジの常夜灯に照らされて、相変わらず青白い顔で、先輩は静かな寝息を立てていた。
私は屈んで、先輩の顔を覗き込んだ。
「……先輩、山田、尚也先輩」
「……ん」
先輩の目が薄っすら開いた。
メガネをかけていないからか、焦点の合わないぼんやりした顔で、私を見ている。
「あきや」
手が伸びてきたので、体を起こしてその手に自分の手を重ねた。
力強く引っ張られて、そのまま布団の中に引きずり込まれる。
「先輩?」
「秋谷……よかった、本物だ」
先輩は私を抱きしめながら、ぽつりと呟いた。
その低い声に、胸が締めつけられて、無性に泣けて仕方なかった。