陽キャのイケメンたちは地味で目立たない私に惚れたらしい
櫂「彼氏待ち?」
「玲奈待ち!彼氏なんていないから」
櫂「あいつ来んの?」
「うん。一緒に課題やろうって誘ったの。櫂くんも一緒にやる?」
断られる前提で誘ってみた。集るのは嫌がる人だから。
櫂「そうしようかな。面倒くさくて手つけてなかったし、灯早がやるなら俺もやる」
思っていた返事と違って、固まってしまった。櫂くんは誘ったのはそっちだろと言いたそうに、目を細めてこちらを見る。
櫂「俺は灯早が思ってるようなやつじゃないから」
考えまでしっかり読まれていて、何だか悔しい。いつも言いくるめられている気がする。
「じゃあ、もっと紳士的で格好良いってこと?」
櫂「お前…、花火大会の時のご飯、全部奢りな」
「あ、それずるい!」
今日こそは言い返そうとしたのに、結局また同じように言い負けてしまった。櫂くんは勝ち誇った表情をしている。
玲「二人はいつも、本当に仲良いね。てか、何で二人が一緒にいるの?てか、家でかくない?豪邸じゃん」
突然賑やかになり、質問攻撃。訳を説明してどうにか理解してもらい、先に櫂くんが家に入り私も家に入ろうとすると、玲奈に引き止められる。
「ん?」
玲「で、櫂くんとは付き合ってんの?」
「何言ってんの!付き合ってないから」
玲「本当に?お互いにダダ漏れですけど」